視力を回復するためのトレーニングやアイテム、レーシックなど様々な方法を解説。

医学部で教わった視力回復手術への考え方

2000年、ちょうど私が医学部の臨床医学で
眼科を学び始めたときのことです。

当時、私は視力回復手術についてほとんど

知りませんでした。

眼科学の講義を担当されたある先生が、
視力を回復させるための手術について
話し始めました。

その先生は、1970年代、ロシアに近視矯正手術の
研修に行かれた経験があるというのです。

そこで行われた視力回復手術はPK法というもので、
顕微鏡を見ながら、角膜に放射状にメスを
入れて、カーブを弱め、近視の程度に合わせて
屈折率を調整する、というものなのです。

しかし、この方法は、顕微鏡をのぞきながら、
目の角膜というかなり微細な部分にメスを
入れることになるので、成功率は保証できない、
とその先生はおっしゃっていました。

今回たまたまうまくいったからといって、
次回もばっちり近視を治せる自信がない、
いわば賭けごとに挑戦するような
ものだそうです。

もちろん、ロシアで発表されているのは、
成功例ばかりですが、その裏には、せっかく
角膜にメスを入れても近視が治らなかった
例が山ほどあったそうです。

この話を聞いてから、私は視力回復手術は
危険だという考えを持つようになりました。

10年しか前でないこの時代にも、まだまだ
一般の眼科医の間でも視力回復手術は
危険という考えが完全には消えては
いませんでした。