視力を回復するためのトレーニングやアイテム、レーシックなど様々な方法を解説。

遠くを見るとき、近くを見るとき

遠くを見たり、近くを見たりする際に、
目がどのように変化するのかについて、
もう少し詳しく述べてみます。


遠くを見るときと、近くを見るときで
水晶体の厚さが変化するのは、先に述べた
毛様小帯と毛様筋の協同作業によります。

遠くを見るときには、毛様体筋がゆるんで、
毛様小帯がひっぱられて、水晶体が薄くなります。

逆に近くを見るときには、毛様体筋が緊張して、
毛様小帯がゆるんで、水晶体が厚くなり、
丸みを帯びた形になります。

当然のこととして、近くを見るために厚くなった
水晶体の屈折率は強くなります。

近くばかり見ていると、毛様体筋が緊張しっぱなしで
ついには元に戻らなくなって近視になってしまうのは、
こうした原理によります。

毛様体筋と毛様小帯の働きで水晶体の厚さが調節
されるのを調節時間といいます。

この調節時間は、近くを見るときには約1秒、
遠くを見るときには約0.6秒です。

視力回復トレーニングの一つに、遠くを見たり、
近くを見たりを繰り返す方法があります。

このトレーニングは、毛様体筋と毛様小帯を
緊張させたりゆるませたりするため、
目の柔軟運動にもなります。

このトレーニングを行っていると、毛様体筋が
凝り固まって、結局水晶体の厚さが戻らなく
なるという近視の事態を防げるわけです。